”約束のネバーランド”をアマゾンプレミアで視聴した。

あきらめた大人たちと、純粋な子供たち。
 メイドの女優二人は、悪役だが共に許せる所がある悪役。女優が演じる悪人が、最後にどうなるのかが気になって視聴した。
 有名な俳優の松坂桃李三田佳子が友情出演していて、悪の元帥を演じている。
 作品の舞台設定が、鬼と人間が世界に共存しているというものだった。塀の外の世界はどうなっているのか解らない。”ギザギザハートの子守唄”でないが、孤児院を学校とするなら、「何を卒業したのだろう」=「里親が見つかって、幸せな人生を歩む」というのは嘘だったのだ。
 裏切られた子供たち、知恵を絞って取った行動とは…
 メイドの二人は元々孤児だった。しかたがないといいながら悪に染まってしまった大人たち。これに対して命をかけて仲間を守ろうとするノーマン、レイ、エマ。三人の下に二人が居て、リーダーと子供たちの間を取り持っている。
 理事長のミネルバは、正義を諦めた極悪人。グランドママも。腐った大人たちに対して、希望を持った子供たちが未来を作っていく。
 鬼の姿が本当に怖かった。鬼というより怪物だ。ホラーというより、ファンタジーな作品だ。